グルーミングの流れ
 
グルーミングの流れ
グルーミングとは、被毛を中心とした犬体の日常的な手入れを総括的にいいます。
一般にはブラッシング、コーミングに始まり入浴や目、耳、爪、足など犬体各部の手入れをグルーミングとし、プードル、テリアなどに行う毛を抜く(プラッキング、ストリッピング)、切る(カッティング)、刈る(クリッピング)などの作業をトリミングと呼び区別する事が多いです。
イラスト

ブラッシング
写真犬の被毛に対するブラッシングは主要なグルーミング作業です。
特にシャンピング前のブラッシングは丹念に行わなければなりません。たとえ被毛を短くカットされた犬であっても、四肢の内側や下腹回りは毛玉ができやすいので、シャンピングの前処理としてのブラッシングは欠く事ができません。
毛玉をなくす事はもちろん、ほつれを取り、コームの通りを良くしておく事で、シャンピング作業は楽になり、犬の負担も軽くなります。
さらに仕上がりにも大きく影響を及ぼします。
シャンピングを能率よく行う秘訣は、前段階のブラッシングにあると言っても良いのです。

参考ページ:グルーミングについて・ブラッシング

耳のそうじ
写真耳の中を清潔に保ち、外耳炎などの予防をするために、耳の中の毛を抜き取ることや内部の汚れを拭き取ることはグルーミング作業の重要な項目です。






参考ページ:グルーミングについて・耳のそうじ

爪切り
写真犬の爪は放置すると足の裏方向へ放物線状に伸び続けます。
最悪な場合では爪が肉球に刺さってしまう事もあります。
地面との摩擦で爪が自然に削られることは通常の飼育状況では期待できません。
そのため、家庭で飼育されている犬(特に室内犬)では定期的な爪切りを必要とします。 トリマーが犬の爪を切ることは、グルーミング作業の一環として普通になってきました。

参考ページ:グルーミングについて・爪切り

パッドの手入れ
写真犬の肢の裏はパッドの間にも毛がはえており、ペットとして飼育される犬では放置するとパッドを覆う程にも伸びてきます。 この状態では階段の昇り降りや走った場合などにケガをする可能性があります。
またパッドの間の毛は散歩の際に汚れが付いたり、濡れて不潔になりやすく、臭気の元となったり、皮膚病の原因になったり、ダニの寄生を誘発したりします。
パッドの毛はグルーミングの都度点検して、伸びた部分のみを切り落す事が望まれます。

参考ページ:グルーミングについて・パッドの手入れ

肛門腺を絞る
写真肛門の周囲には排便の残りや、寄生虫卵が排便とともに排出されて付着している事が多いので常に清潔に保つことが大切です。
肛門嚢とは肛門に対し5時と7時の外腹側に位置している直径約1cmの一対の嚢で、それぞれ細い導管(肛門腺)をもち、導管(肛門腺)は肛門皮腺の部位に開口しています。
内容物は嚢壁に発達した脂腺アポクリン大汗腺の分泌物で粘調の強い泥状のものから水状の物まであります。 通常は排便の際に肛門嚢の分泌物も排出されると考えられていますが、仮りに分泌物をそのままにしておくと細菌が感染し、悪臭のある膿に代わり充満します。 これは肛門嚢炎、肛門嚢腫を引き起こす原因ともなるので注意しなければなりません。
肛門嚢は犬体のシャンピング時を利用して定期的にしぼる事が望まれます。

参考ページ:グルーミングについて・肛門腺を絞る

シャンピング
写真シャンピングには、「皮膚と被毛の汚れを落とし、清潔にする目的」、「皮膚の新陳代謝を高め被毛の発育を促す目的」、 「トリミングがしやすいよう被毛を整える目的」という3つの目的があります。
すべての目的に満足が得られるようシャンピングは実行されるべきでしょう。  



参考ページ:グルーミングについて・シャンピング

リンシング
写真リンシングには、「シャンプーでアルカリ性になった被毛を中和させる目的」、「シャンプーによる過度の脱脂を補い栄養を与え保護する目的」、「被毛の乾燥を防ぎ柔軟性を与え、色艶を良くする目的」、「ブラシ、コームの通りを良くしトリミングをしやすくする目的」、「静電気の防止効果」という5つの目的があります。
一時期、被毛が柔軟になる事を嫌い、特定の犬種ではリンシングをしないで仕上げると言う手法が流行しましたが、リンシングの目的を健康面に重点を置いて考えた場合には推奨できません。
犬のシャンピングの頻度が多い場合ではなおさら、皮膚や被毛の人工的なケアーが必須です。

参考ページ:グルーミングについて・リンシング

ドライング
写真シャンピング、リンシングの作業から続くドライングは簡単なように見えて、実は最も技術を要します。
言い換えれば技能の差によって最も仕上がりに差のでる作業といえます。ペット美容を前提としたドライングは、文字通りの乾かす事が主目的ではないのです。 被毛の成分はタンパク質で、水分を含むと皮質組織の結合が軟弱となり、水分を取り除くと再び強固に結合します。
シャンピング時点で水分を含み軟弱となった皮質組織から、ドライヤーの熱により水分を取り去る際に皮質の方向性を直線状に伸ばし、好ましい形状で再結合させる作業がドライングなのです。
被毛の状態に限って言えば、ドライングの終了がグルーミングの完了を意味するのです。

参考ページ:グルーミングについて・ドライング

コーミング
写真ドライングの終了段階では被毛は静電気を帯び、ドライヤーの熱と風によって被毛が絡んでおり、皮膚になじんでいる状態ではありません。
正しいドライングを経て、充分なコーミングにより被毛を整える事がトリミング作業の仕上がりに大きく影響します。




参考ページ:グルーミングについて・ドライング

仕上げる
写真肢周り、背中、顔周り、首から胸にかけて、肛門周り、尾などをハサミで、カットし、揃えます。
犬種により、カットスタイルは異なるので、各犬種にあわせてカットしましょう。



参考ページ:グルーミングについて・仕上げる

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